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TAROLU’s


本音と建前がズレている時って、外ではちゃんとやれているように見えても、心の中では少し苦しくなっているんですよね。
納得しているふりなのか、本当は違う答えを知っているのか。
今の自分の内側を、タロットに聞いてみましょう。
人は、普通に建前を使います。
それは悪いことではないです。
社会で生きる以上、全部本音で話すなんて、たぶん無理です。
思ったことを全部言えばいいわけでもない。
嫌いなものを全部嫌いと言えばいいわけでもない。
会いたくない人に、真正面から「会いたくないです」と言えばいいわけでもない。
建前は、ある意味で人間関係をなめらかにするものです。
角を立てないため。
場を壊さないため。
相手を必要以上に傷つけないため。
自分を守るため。
そういう意味では、建前は普通に必要だと思います。
ただ、問題はそこじゃないんですよね。
建前を使っているうちに、自分の本音が分からなくなること。
ここが怖いんだと思います。
本当は嫌なのに、「大丈夫です」と言う。
本当は傷ついたのに、「全然気にしてない」と言う。
本当は行きたくないのに、「行けたら行く」と言う。
本当はもう限界なのに、「まだ頑張れます」と言う。
最初は分かっているんです。
あ、今自分は建前を言ったなと。
でも、それを何度も続けていると、だんだん自分の中でも分からなくなる。
本当は嫌だったのか。
それとも本当に大丈夫なのか。
本当は断りたいのか。
それとも断るほどではないのか。
本当は離れたいのか。
それとも自分が気にしすぎなのか。
そうやって、本音と建前の境目がぼやけていく。
これがズレなんだと思います。
建前が悪いんじゃないです。
建前が本音の上に乗りすぎることが苦しいんです。
本音は小さいです。
建前は大きいです。
建前は言葉にしやすいし、人にも見せやすい。
でも本音は、かなり奥にあります。
しかも、都合が悪いことが多い。
本当は嫌。
本当は寂しい。
本当は羨ましい。
本当は怒っている。
本当はもうやめたい。
本当は分かってほしい。
そういうものは、外に出すには少し怖い。
だから人は、建前で包むんですよね。
でも包みすぎると、自分でも中身が見えなくなります。
本音と建前のズレが大きくなると、会話のあとに疲れます。
人と会ったあとに、なんか重くなる。
何も悪いことは起きていないのに、心がざらつく。
自分で言った言葉なのに、自分がそこにいなかった感じがする。
それはたぶん、建前だけでその場を通過して、本音を置いてきたからです。
ちゃんと笑った。
ちゃんと返事した。
ちゃんと空気を読んだ。
ちゃんと大人として振る舞った。
でも、自分の中では何かが残っている。
その残ったものが、本音なんだと思います。
本音を全部出せばいいとは思いません。
でも、本音を自分の中で消してはいけないと思います。
外には建前を出してもいい。
でも内側では、本音を見ておいた方がいい。
「本当は嫌だったな」
「本当は傷ついたな」
「本当は行きたくなかったな」
「本当はもう少し違う言い方をしたかったな」
そうやって、自分の中でだけでも認める。
それだけでズレは少し小さくなります。
一番危ないのは、建前を言ったあとに、その建前を自分の本音だと思い込むことです。
大丈夫と言ったから、大丈夫なことにする。
平気と言ったから、平気なことにする。
仕方ないと言ったから、仕方ないことにする。
そうやって本音を上書きしていくと、自分がどんどん薄くなる。
タロットでこのテーマを見るなら、未来を当てるより、今の言葉の裏にあるものを見た方がいいと思います。
自分は何を言っていて、何を言えていないのか。
どこで建前を使いすぎているのか。
その建前は、自分を守っているのか。
それとも、自分を消しているのか。
そこを見るためにカードを引く。
本音と建前のズレは、誰にでもあります。
ズレがあること自体は悪くないです。
ただ、そのズレに気づかないまま生きると、いつか自分が何を感じているのか分からなくなる。
だから、建前を使ってもいい。
大人として振る舞ってもいい。
場に合わせてもいい。
でも、あとでちゃんと自分に聞いた方がいいです。
今の言葉は、本当に自分の言葉だったのか。
それとも、その場をやり過ごすための言葉だったのか。
その確認を怠らないこと。
それが、本音と建前のズレで自分を見失わないために必要なことなんだと思います。
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