なぜ見捨てられると不安になるのか、そそもそもなぜ見捨てられるなど考えてしまうのか。タロットのに願いを込めて聞いてみてください。
不安の感情をかき消す裏ワザ
「見捨てられるのが不安」
そう感じたからここにたどり着いているのだと思います。
でもまず知っておいてほしいのは、その感覚の多くは、「事実」ではないということです。
実際に起きているのは、ただ人が離れていったという出来事。
合わなかった。
タイミングが違った。
気持ちが変わった。
それだけのことです。
にもかかわらず、人はそこに意味をつけてしまう。あなたもそうかもしれませんね。
「自分が足りなかったのではないか」
「選ばれなかったのではないか」
「価値がなかったのではないか」
その瞬間、ただの「離れた」という出来事が、「見捨てられた」という感情に変わります。
もしかしたら、相手にとっては全部当てはまっているかもしれません。
でもここで、ひとつ気づいてほしいことがあります。
「見捨てられた」という言葉は、ほとんどの場合、離れられた側が使う言葉です。
離れていった側が、「見捨ててやった」と考えていることは、ほとんどない。
つまりこの言葉は、出来事そのものではなく、あなたが後から与えた「意味」でしかない。
そしてその意味の奥には、「裏切られたような感覚」や、「自分を否定されたような感覚」が隠れています。
けれど本当は、相手はただ、自分の理由で離れていっただけ。
そこに、あなたの価値を決める意図があったとは限りません。
「その関係を続ける理由がなくなった」だけ。
ここで大切なのは、相手がどうだったかではなく、あなたがどう捉えるか。
「見捨てられた」と捉えるのか、「合わなかっただけ」と捉えるのか。
その違いは、想像以上に大きい。
前者は、自分を削る。
後者は、自分を守る。
そしてもうひとつ、忘れてはいけないことがあります。
見捨てられる不安は、相手が離れることそのものよりも、「自分が自分をどう扱っているか」に強く関係しています。
もし、自分が自分をしっかりと受け止められているなら、誰かが離れていくことに対して、ここまで大きな不安は生まれにくい。
逆に、自分の軸を誰かに預けていると、その人がいなくなった瞬間、自分ごと揺らいでしまう。
だからこそ大切なのは、誰かに依存することではなく、自分が自分を支えられること。
誰かがいても、いなくても、自分は自分でいられるという感覚。
それがあるとき、「見捨てられる不安」は静かに形を変えていきます。もしかしたら、合わなかっただけととらえられるようになるかもしれませんね。
人は出会い、そして離れていく。
その中で残るのは、無理をしなくても続いていく関係だけ。
だから無理に意味を探さなくていい。
自分を否定する必要もない。
ただ、自分を大切にして生きていけばいい。
その過程で、また誰かと出会い、また誰かと離れていく。
それは「見捨てられる」という話ではなく、ただの「流れ」です。
最後にひとつ。
もし今、「見捨てられた」と感じているなら、それは出来事ではなく、あなたが与えた意味かもしれません。
そしてその意味は、これからいくらでも変えていける。
大丈夫。
それは、見捨てられたわけじゃない。
ただ、合わなかっただけです。

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